Q3 貸金業者に対する債務を完済してからしばらく経つのですが,それでも過払金を回収することができますか?

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A 過払金返還請求権の消滅時効期間について,最判昭和55年 1月24日民集 34巻1号61頁は,「利息制限法所定の制限をこえて支払われた利息・損害金についての不当利得返還請求権は,法律の規定によつて発生する債権であり,しかも,商事取引関係の迅速な解決のため短期消滅時効を定めた立法趣旨からみて,商行為によつて生じた債権に準ずるものと解することもできないから,その消滅時効の期間は民事上の一般債権として民法167条1項により10年と解するのが相当である。」と述べ,10年となっています。  また,消滅時効期間についていつから起算すべき(計算すべき)かについては,最高裁平成21年 1月22日民集 63巻1号247頁が,「過払金充当合意を含む基本契約に基づく継続的な金銭消費貸借取引においては,同取引により発生した過払金返還請求権の消滅時効は,過払金返還請求権の行使について上記内容と異なる合意が存在するなど特段の事情がない限り,同取引が終了した時点から進行するものと解するのが相当である。」とし,取引終了日から起算すべき(計算すべき)となっています。  「取引終了日」が「最終取引日」を指すとしても,貸金業者に対する債務完済後から10年を経過していなければ過払金を回収することが可能ということになります。

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