Q5 被相続人の遺した積極財産と消極財産の金額がよくわからない場合にはどうしたらよいのでしょうか?

spacer_line
A (1)相続には,単純承認,限定承認,相続放棄の3つの種類があり,相続人は,被相続人の死亡(相続の開始)を知った時から3か月以内に,そのいずれかを選択する必要があります(民法915条1項本文)。 (2)このうち,単純承認とは,相続人が,被相続人の権利義務を全面的に承継するものをいいます(民法920条)。 (3)限定承認とは,相続人において,相続によって得た積極財産の限度でのみ被相続人の債務等を負担するという留保付で相続を承認するものです(民法922条)。  限定承認は,相続人が数人以上いるときには共同相続人の全員の共同でなければすることができないという難点があります(民法923条)。 (4)相続放棄とは,全面的に遺産の承継を拒否する手続です(民法939条)。 (5)被相続人の遺した積極財産と消極財産の金額がよくわからない場合には,単純承認をしてしまうと相続をすることにより損をしてしまう可能性があり,他方,相続放棄をしてしまうと,相続したほうが得だったという可能性があるので,共同相続人全員の同意が得られるのであれば,限定承認をするのがよいということになるでしょう。 (6)もっとも,他の共同相続人の協力が得られず,限定承認ができないような場合でも,しばらく調査すれば被相続人の遺した積極財産と消極財産の金額が判明しそうな場合には,家庭裁判所において,相続すべきかどうか考える期間の伸長を求めることもできます(民法915条1項但書)。

法律相談はこちら

法律相談のご予約はこちら 多重債務に関する相談無料

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ WEBでのお問い合わせ
spacerbar
携帯電話からでもご覧になれます
spacerbar
spacerbar

《主な業務対応エリア》MAP

川崎,横浜,神奈川県全域,東京都,千葉県,埼玉県,茨城県,静岡県他

■路線:JR東海道線,京浜東北線,南武線,京浜急行線全線

spacerbar
相続専門サイト 企業法務サイト
Globalsign SSL Site Seal
ページの先頭へ戻る