近時の振り込め詐欺の種類(手口)④

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2013.5.30
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近時の振り込め詐欺の種類(手口)④

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 私の電子メールアドレス宛てに届いている架空請求詐欺のその3は,次のようなものです。


調査結果→580万の請求があります-.-◆緊急◆明日 , 15時頃ご自宅へ財産差し押さえ業者が到着致します-13:43- こちらのサイトにいる限りお守り致します_05/17_ ご返答ください- -サイバーパトロール全日本総監:小野雄二

このままですと明日 – 15時頃-ご自宅へ財産差し押さえ業者が到着致します-_
それを必ず阻止致します!
その為にはこちらのサイバーパトロール救済課への住所登録が必要になります!!
住所の文字化け解除は無*料で致します。
サイトとは話_を通りしてありますので,次の返信でこちらへ住所をお間違えないようにお送りください!!
今すぐに阻止実行致します!!
それでは住所をお送りください。



 まず,「サイバーパトロール全日本総監」なるものは実在しないようです。

 「調査結果→580万の請求がありますとありますが,仮に,金580万円もの負債を抱えていたとしても,それを第三者である「サイバーパトロール全日本総監」なるところの調査の結果判明することなどおよそあり得ないことは,架空請求詐欺その2と同様です。

 「明日,15時頃ご自宅へ財産差し押さえ業者が到着致します」などとありますが,強制執行受諾文言付の公正証書や判決等を取得されてでもいない限り,いきなり差押えをすることなどできません。
 それに,家屋はともかくとしても,家具や家電等の大半は差押禁止財産にあたる上,差押えをしたところで換価価値(お金に換える価値)がないため,差し押さえられることなどまずあり得ません(これらも架空請求詐欺その2で記載したことと同様です。)。

 「それを必ず阻止致します!」などともありますが,本当に差押えが適法であれば,それを第三者が阻止することもできません。
 
 このように,上記の電子メールの内容も,架空請求詐欺その1及びその2同様に,あり得ないことばかり記載されていますので,皆様,決してだまされることのないようにお願いしたいと思います。

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